コペンハーゲンから東京へ 飛行機 北極回り 入国管理

3月31日

以前の日記から間が空いてしまった。というのも一時帰国などで少し忙しくしていたのだ。2週間程日本に滞在し、つい昨日スウェーデンに戻ってきた。帰りの便はロシアの件もあり、当初予定していたフィンエアーは帰りの便のみキャンセルされた為、カタール航空の使用となった。

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写真1 ヘルシンキ空港国際線内にあるフィンランドの家の紹介

 

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写真2 晴れて眺めの良いヘルシンキ空港

日本入国に必要な書類の整理は中々大変だった。何せPCRの陰性証明に1万円近くかかる。自分はマルメのMedicinska Intygで発行して貰った。日本入国に必要な陰性証明には一定のフォーマットがある為、サンプリング前にその点を伝えなければいけない。サンプリングから12時間以内にスウェーデンと日本のフォーマットの陰性証明が別々に送られてきた。

 

3月15日コペンハーゲンヘルシンキ経由で北極上空を通って東京成田に到着。フィンエアーは風の調子次第で、トルコ方面まで南下する南回りか北極を通る北回りの運行をしていた。自分は北回りと分かった為、13時間の長い飛行にも関わらず中々楽しむことができた。ヘルシンキを出発した飛行機はフィンランドスウェーデンの国境辺りのラップランド、そしてノルウェー本土の最北端、スバルバード上空を飛行し遂に北極点へ!不時着したら死ぬんだなと思いつつもホッキョクグマ探し。自分の飛行日は天候に恵まれた為、常に地上を見ることができた。ノルウェーの最北端雪が地上を多いとても人が住めるような雰囲気ではなかったが、それでも一定の人が住んでいて、高い生活の質を保っているのは驚きだ。自分の飛行機は夕方発だったため、北極圏に入る頃にはすでに地平線が明るく、真っ暗な空を見ることはなかった。もし夜中発の飛行機で真冬であればスカンディナヴィア半島の北方でオーロラが見れたのかもしれない。残念。

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写真3 フィンランドヘルシンキ上空

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写真4 スカンディナビア半島最北端上空

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写真5 フィンエアー機内食 Disposableなデザインに凝っている

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写真6 北極点マップ上

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写真7 北極点上空

成田に着いた後はPCRテストを受け、結果待ちをする必要があった。今はファストトラックというアプリに必要書類を全て登録しておけば、書類を全て見せる必要はなくなっていた。それでも何重ものチェックがあり、PCRテストの結果が出るまで2から3時間はかかり、乗り継ぎのある方々にはとても厳しい。

 

一方スウェーデンデンマーク)入国する際、コロナ関係で質問されることはなかった。これからどこに泊まるのか何しにデンマークに来たのかのみ質問され、スウェーデンのビザを見せたら問題なく入国完了。コペンハーゲン空港からマルメ駅までは100kr(1400円)で行け、チケットはSkånetrafikanのアプリか空港の交通切符売り場で購入可能。そしてデンマークからスウェーデン入国で身分証を見せることはなかった。