北欧諸国 資産運用 投資 スウェーデン 初雪
11月24日
先週から急に本格的な冬の寒さとなり、日の入りも4時ごろと昼でも薄暗い。11月は1年の内で最も鬱になりやすい季節ではあったが、新しいポータブルバスタブ(控えめに言ってバケツ)とビタミンDの摂取で乗り切った。
写真1 一昨日の朝部屋からの眺め 初雪
今日は北欧の特にスウェーデンとデンマークでの資産運用について記録しようと思う。というのも今朝スウェーデンのISKアカウント(NISAの様なもの)の税が来年から2倍以上になるという記事を見て一瞬焦ったためだ。
写真2 スウェーデンISKアカウントキャピタルゲイン税の変化
多くの方が北欧諸国の高い税率を存知だと思うが、株式等のキャピタルゲイン課税も例外でなく、世界平均と比べスウェーデンが30%、デンマークが42%と高めの設定となっている。しかしデンマークとスウェーデン両国とも国民の貯蓄を有効利用するため、また資産形成をし易くするために、それぞれaktiesparekonto(デンマーク)investeringssparkonto(スウェーデン)という税率の低い口座を使用可能としている。
金融商品を通貨に変換する際に発生する従来の税とは異なり、この2つのアカウントでは入金されている額の17%(デンマーク)0.375%(スウェーデン)を損益に関係なく払う仕組みとなっている。この0.375%が来年から0.882%に上昇する様だ。
デンマークのaktiesparekontoはNISAと似ており、入金の上限が存在する。一方スウェーデンのinvesteringssparkontoは上限が存在しない。NISAでは証券会社を一つ選び、アカウントを作ることができるが、これらのアカウントでは如何なのだろうか。自分はスウェーデンの例しか知らないが、ISKアカウントは複数所持する事が可能である。と言っても大量の証券会社が存在し、異なる商品を売っている訳ではなく、基本スウェーデンではAvanzaかNordnetの二択、デンマークではNordnetかSaxobankの二択となる。自分は移民でも簡単に解説できるNordnetを使用している。
人気の投資信託は下の写真の様になっている。
写真3 Nordnetの投資信託を購買者数順に並べたもの
管理費が0の北欧諸国のファンドが一番人気で、北米やその他の投資信託が並ぶ。人気の北欧諸国ファンドの内でも、例えばノルウェーとスウェーデンでは投資先の内訳が異なっている。例えばスウェーデンでは工業系が大部分を占めるのに対し、ノルウェーはエネルギー関連がメインだ。
(本記事は自分があまり真面に調べもせずに書いたものなので、読み流す程度でお願いします)